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素晴らしい名演技…子供歌舞伎!…そりゃ~もう!
長浜曳山祭の一番の見どころは…「子ども歌舞伎」でしょう(^^♪
3年ぶりなんですか~?復活した「長濱子ども歌舞伎2022」に行って来ましたよ~(^_-)-☆

やっと到着した、会場の長濱八幡宮…あいにくの小雨模様でしたが…


長濱では歌舞伎のことを「狂言」または「芸」と呼ぶそうですが、
曳山を持つ町(山組)の5歳から12歳くらいの男子によって演じられます。

通常の歌舞伎と同じように…、子供歌舞伎にも”立役”と”女方”があり、
”立役”を演じる男子の迫力や勇ましい姿…
”女方”を演じる男子の艶やかさや可憐な姿は多くの人を魅了します。
演目は曳山の正面にある四畳半の舞台と子供役者用にアレンジされます。
また毎年新しい演目が演じられ、長濱独自の外題(題名)がつけられます。
毎年入れ替わりで4基の曳山が出番山として登場し、それぞれの曳山で外題が演じられます。

「三番山」 高砂山(宮町組) 男の花道

こちらの振り付けは、市川団四郎先生、石川・小松の子供歌舞伎の指導を30年以上されていて、
滋賀や富山の祭りでも請われて指導をしているそうです。今回は7歳から13歳の男の子による狂言です。
春休みから本日(ほんび)まで朝9時から夜9時までの猛稽古 だったようです。
私は歌右衛門役の男の子の演技にすっかり魅了されました。 素晴らしい演技だったです(^_-)-☆



ここで必死に客席と問答する歌右衛門、すごい熱演でした~拍手!

「命の恩人の一大事…これからすぐえびす屋に私が駆け付けねば、腹を斬らねばなりませぬ…
長いこととは申しませぬ。必ず帰って参りまする」
長濱「子ども歌舞伎」より


これだけ完璧な演技を稽古してきた長浜の子供歌舞伎、
会場の皆さんはもう大感激…(^_-)-☆

子ども歌舞伎の素晴らしさは観劇することでさらに増します。
皆さんも機会があればぜひ一度ご覧になってください。
長いブログにお付き合いありがとうございました。
(記述内容に不備がございましたらご容赦願います)
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長浜曳山祭は「子ども歌舞伎」なんですか。伝統文化が根付いている地域は良いものですねえ。
以前に何度か行ったことがある秩父夜祭りでは、昼に大人も子供も共に参加する歌舞伎が演じられます。屋台に付け足した舞台で行うもので、少し舞台は大きめのようです。夜には、その屋台も夜祭に出ますから、後片付け等が大変なようです。